鍼をすると、なぜ血流が良くなるの?

2026年09月02日 15:44

鍼の刺激で体はどう反応するのか

鍼治療を受けたあとに、

「体がポカポカする」
「肩や腰が軽くなった」
「手足が温かくなった」

と感じる方がおられます。

これは、鍼による刺激によって筋肉や神経に変化が起こし、血流が改善することが関係していると考えられています。

鍼を皮膚や筋肉に刺激すると、その情報が神経を通して脊髄や脳へ伝わります。

すると体はその刺激に反応し、血管が広がったり、緊張していた筋肉がゆるんだりすることで、血液が流れやすい状態になります。

筋肉が硬くなると、その周辺の血管が圧迫され、血流が悪くなることがあります。

血流が悪くなると、酸素や栄養が届きにくくなり、疲労物質などもたまりやすくなるため、肩こりや腰痛、重だるさにつながることがあります。

鍼によって筋肉の緊張がやわらぎ、血流が改善すると、酸素や栄養が届きやすくなり、体が回復しやすい環境につながります。

また、血流は自律神経とも深く関係しています。

ストレスや疲労で交感神経が強く働いている状態では、血管が収縮しやすくなります。

鍼灸による刺激で自律神経のバランスが整うことで、血流にも良い変化が起こる可能性があります。

鍼灸は、単に痛いところだけを刺激するのではなく、筋肉・神経・血流などに働きかけながら、体が本来持っている回復力を引き出していく治療です。

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