妊活における「カラダづくり」には、
冷えへの対策が欠かせないと考えられています。
体が冷えて血行が悪くなると、
さまざまな臓器に十分な酸素や栄養が行き届きにくくなります。
妊娠に関わる重要な臓器である卵巣は、
エストロゲン(卵胞ホルモン)と
プロゲステロン(黄体ホルモン)という
2つのホルモンを分泌し、排卵や月経のリズムを整えています。
しかし、冷えによって卵巣周囲の血流が低下すると、
これらのホルモンバランスが乱れやすくなることがあります。
また、子宮に必要な血流が十分に保たれないと、
月経不順や生理痛が起こりやすくなる場合があります。
さらに、子宮内膜(受精卵が着床するベッド)も、
血行が悪い状態では厚くなりにくく、
受精卵が着床しにくい環境になることがあります。
妊娠を目指した「カラダづくり」には、冷えへの対策がとても大切です。