① ツボ刺激 → 神経信号 → 脳へ届く
鍼やお灸でツボを刺激すると、その刺激は末梢神経 → 脊髄 → 脳へ伝わります。
これが「局所だけでなく全身へ影響する」理由です。
⸻
② ストレス不眠には HPA 系の調整が起こる
特に重要なのはここです。
ツボ刺激の信号は
視床下部 → 下垂体 → 副腎皮質(HPA系)
へ伝わり、ストレス反応を正常に戻す働きをします。
HPA 系が安定すると:
• コルチゾールの過剰分泌が抑制
• 交感神経の緊張がゆるむ
• 自律神経バランスが整う
• 正常な睡眠リズム に戻りやすい
つまり、「ストレスによる不眠」には特に相性が良いわけです。
⸻
③ 筋肉の緊張(肩・首コリ)も一緒に改善
交感神経が緊張している人は
・肩こり
・首こり
・背中の張り
が強いことが多いです。
これがさらに睡眠を妨げる。
鍼灸はこの筋緊張も同時に緩めるので:
• 呼吸が深くなる
• 副交感神経が働きやすい
• 入眠しやすい身体状態になる
まさに 「心と体の両面へ同時アプローチ」。
⸻
④ 継続で睡眠体質になる
一回だけでも楽になりますが、
最も強いのは 継続効果。
続けると:
• 自律神経の乱れが減る
• HPA 系が安定
• 日中の疲労回復が早くなる
• 「寝たら回復する」体に戻る
つまり 「睡眠の質を底上げする体質改善」 が起こる。
⸻
🧠 結論
不眠には脳と自律神経の問題が深く関係するため、ツボ刺激 → 脳 → HPA 系 → 自律神経安定
という流れを作れる鍼灸は、不眠治療と相性がとても良い。
薬のように「眠らせる」のではなく、
眠れる体 に戻していくのが鍼灸の強みです