夜尿症

2025年10月02日 12:07

おねしょ

夜尿症とは
• 5歳以上の子どもが 月1回以上のおねしょ を3か月以上続ける場合を指す。
• 一時的なおねしょと区別して、繰り返す状態を「夜尿症」と呼ぶ。



主な原因

身体的要因
• 寝る前に水分を摂りすぎる
• 夜間に体が冷える
• 睡眠の質の問題
• 膀胱に尿をためる力が弱い
• 抗利尿ホルモンの分泌不足(夜間に尿を濃縮できない)

心理的要因
• ストレス
• 環境の変化や不安など、心理的な負担が関わることがある。



東洋医学・鍼灸の視点

東洋医学では夜尿症は「腎」「脾」の機能と関係が深いとされます。
• 腎虚 → 膀胱をコントロールできない(腎気不足)。
• 脾虚 → 水分代謝の低下で余分な水がたまる。

よく使われるツボ例
• 三焦兪・腎兪(腰にある腎を補うツボ)
• 関元・中極(下腹部で膀胱機能を調える)
• 足三里・三陰交(消化機能を高め、水分代謝を改善)



✅ まとめると、夜尿症は 体の未成熟・ホルモンや膀胱機能・ストレス が複合して起こり、鍼灸では「腎気を補い、水分代謝を改善する」ことでサポートできると考えられています。

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