• WHO(世界保健機関)
1979年に鍼灸療法の適応疾患43疾患を発表して以来、世界的に研究が進みました。
2008年にはWHOによりツボの名称や経穴の位置が標準化され、世界基準の療法として認められています。
• NIH(米国国立衛生研究所)
1997年、鍼灸療法の効果と科学的根拠を支持する見解が発表されました。
• 欧米での普及
医療制度のコストや副作用の少なさから、イギリス、ドイツ、イタリアなどヨーロッパでも積極的に取り入れられています。
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日本での取り組み
• 2010年に厚生労働省が「統合医療プロジェクトチーム」を発足。
• 西洋医学と鍼灸などの補完代替医療(CAM)を組み合わせて患者に提供する方向性が進められています。
• 鍼灸療法は副作用が少なく、慢性的な症状に効果があることが明らかになり、取り入れる医療機関が年々増加しています。